会社に着ていくスーツは、何着用意すればいい?

司法試験経験者向け

 いざ、入社するとなると、スーツは何着いるのだろう?と不安になりませんでしたか?

 

 ネットで調べると、新卒用の記事はあるけど、中途で社会人1年目のことをピンポイントで書いてある記事はありません。

 

 私は、新卒用の記事を鵜呑みにして、3着買ってみましたが、就活用のスーツのほかに2着は金銭的にきつかったです。

 

 なので、この記事では、どのデザイン・色のスーツを何着買えばいいかを説明いたします。

 

<蛇足>

 30歳近い年齢で、量販店に行くと、当然のようにスーツのデザイン専門用語が飛んできます…

 

 確かに店員さんからすれば、30歳近いとスーツを買うことに慣れているって思われても仕方がない…

 

でもね…「スーツなんて昔買ったきりで、デザインも色もなにがいいか、わからんわー!!」と内心叫びながら、知ったかぶりで適当にスーツを買いました…

 

ストライプのスーツをね…今思うと2着目にしては冒険しすぎだわ…

  

スーツは、2着用意しよう!

 

 スーツは、2着あったほうがいいです。

 

 2着あれば、1日ごとに交代で着れるので、スーツが長持ちします。

 

 

 スーツは毎日使っていると、デスクワーク主体の業務の場合、ズボンの椅子との接地面や腕から肘にかけて、痛んできます。

 

 スーツが痛んでくると、生地がツルツルしてきて、見すぼらしく見えて、身嗜みができていないとの印象になってしまいます。

 

 さらに可能であれば、ツーパンツスーツをおすすめします。

 

 ツーパンツであれば、上着を消耗しないけど、パンツは消耗するようなデスクワークの人にピッタリです。  

 

 ちなみに

 

 よく新卒用のサイトでは3着といわれますが、新卒は、ビジネスマナーなどの研修が多く、周りも上着を着ている人ばかりで、スーツの消耗が激しいためです。

 

 その点、中途採用だけど、社会人初めての場合、研修はほとんどなく、同期入社もいないので、周りの人が上着を常にきている状況はほぼありません。 

 

 なので、スーツは2着で、ツーパンツがおすすめです。

身嗜みは、非常に重要です!

 

 身嗜みが整っていないと、ビジネスマンとして自身のマネジメントができていないと見なされてしまいます。

 

 仕事が出来ない人との印象を持たれてしまうかもしれません。

 

 仕事出来ないという印象の人には、仕事が回ってこなくなってしまいます。

 

 仕事が回ってこないということは、仕事の経験が積めず、自身が成長することができません。

 

 

営業だけではなく、法務の人も身だしなみは注意!

 

 よく営業の方が身嗜みを気を付けろといわれるのですが、法務志望の方も気をつけた方がいいです。

 

 例えば 社内の人が、契約条項について質問する時、だらしなくシャツを出しているような法務担当ときっちりスーツを着ていて、シャツもアイロンがかかっている法務担当どちらに相談しますか?

 

 後者ですよね?

 

 だらしない人は、法律を本当に知っているのか、そもそも疑問に思ってしまいかねません。

 

 なので法務担当も身嗜みは大事なのです。

 

スーツの色は、黒と紺が無難!

 

 黒と紺が無難です。

 

 特に金融関係に就職する方は、とりあえず、2着とも黒でいいと思います。

 

 私は最初の就職先が証券会社でしたので、2着とも黒でした。

 

 実際、私が就職した外資系証券の場合、そこまで黒にこだわらなくともいいですが、やはりグレーや明るい紺はおすすめできません。

 

 というのも、先輩や上司にあたる人は、結構な割合で、日本の金融機関から転職した方々で、その方々は、古き良き?金融機関の環境にいらっしゃったので、無難なスーツを選択する方が多いです。

 

 なので、外資といえども、最初は無難なスーツがおすすめです。

スーツのデザインは、センターベント!

 

 センターベントが無難です。

 

 まず、センターベントというと、簡単に言うと、背中の切れ込みです!

 

ベントの種類

・背中の真ん中に切れ込みが入っているものが、「センターベント」

・背中のサイドに切れ込みが入っているものが、「サイドベンツ」

  

 ちなみ、ベントとは、切れ込みの意味なので、センターベントは切れ込みが1つなので、「ベント」

 

 対して、サイドベンツは、再度に切れ込みが2つあるので、複数形の「ベンツ」になります。

 

 というのも、サイドベンツというのは、結構年配の方が好むことが多いです。

 

 サイドベンツは、センターベントよりも由緒あるデザインで、体を動かしたときや風を受けた時に、生地がなびいたりして、優雅な印象を与えます。

 

 対して、センターベントは、引き締まったシルエットになり、体を動かしたり、風を受けてもシルエットが変わらず、すっきりとした印象を与えます。

 

 最近は、センターベンツが主流になっており、販売しているスーツもセンターベントが多いと思いますので、センターベントを選択しておくのが無難だと思います。

 

 ただ、由緒あるというか英国式のスーツは、サイドベンツなので、2着目以降にスーツを買うときは、サイドベンツ式を選択してもおしゃれかもしれません。

スーツの種類は、シングル一択!

 

 最初は、シングル一択!

 

シングルとダブルの違い

シングルスーツとは、シングルブレステッドスーツといい、簡単説明すると、スーツの前のボタンが、1列になっているもののことを言います。

ダブルスーツとは、ダブルブレステッドスーツといい、こちらはボタンが2列になっているものを言います。

 

 

 現在は、シングルスーツ一択になっており、冠婚葬祭にも着ていけるスーツであり、一般的にはフォーマルなデザインという印象があるためです。

 

 ダブルのスーツが悪いというわけではないのですが、ダブルのスーツを着ている人が基本的に年配の方が多く、ダボッとした印象があるためだと思います。

 

 ただ最近は、おしゃれなダブルスーツも出てきているようで、スーツをある程度揃えた方には、お洒落の一つとして、持っておいてもいいかもしれません。

夏は、感動パンツ3本用意しよう!

 

 夏は、どの企業もクールビズを推奨しているので、上着は必要ありません。

 

 しかし、夏物のズボンは必要になります。

 

 夏のズボンは、汗をかくことが多く、薄手のズボンが好ましいです。

 

 おすすめのズボンは、ユニクロの感動パンツになります。

 

 なぜ感動パンツなのかというと

 

 まず安い。

 

 会社に入社して1年は、引越しや飲み会や身の回りのことで、かなり出費があると思います。

 

 なので、可能な限り出費は抑えたい!

 

 スーツは特にお金を抑えることが難しいものなので、夏の間のズボンくらいは、出費を抑えました。

 

 生地が良質。

 

 生地ですが、値段に見合わない良質なものとなっております。

 

 身嗜みとしても、ウール100%が好ましいですが、夏という汗をかきやすい環境で、高価なウール100%のズボンを消耗するのは、社会人1年目には厳しいです。

 

 また、湿気や汗を発散し、蒸れにくい生地なので、汗をかいたとしてもすぐに乾きます。

 

 夏のズボンで汗だくになるのは、かなり気持ち悪いので、これが解消されるだけでも、購入する価値はあると思います。

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