司法試験受験生おすすめ資格 4選

司法試験経験者向け

 司法試験を受験した後、何か資格を取りたいと考えたことはありますか。

 

 ここでは、司法試験を経験した上で、会社に就職した後に、取っておいた方が良かったと思った資格をご紹介いたします。

 

 あくまで司法試験受験生というポテンシャルを前提にしておりますので、資格保有は、補助的なものとお考え下さい。

 

 資格は、コストパフォーマンスが高い順に並べています。

 

 あとこれは、管理部門に就職したい方を対象としております。(経理財務除く)

第一種衛生管理者

メリット

 ・資格保有者が少ない割に必ず会社には必要

 ・月4回受験可能

デメリット

 ・ほぼ知識0

 ・大手の会社にアピールしにくい

 

 衛生管理者は、事業所の人数が100名を超えた場合に、設置する必要があります。

 

 なので、大手や中堅の会社では、もちろん設置していると思います。

 

 しかし、ベンチャー企業や中小企業の場合、衛生管理者の資格を保有している社員がいない場合もあります。

 

 特に業績が伸びているベンチャーで衛生管理者の資格を持っていない会社は多いです。

 

 そういう会社には、就活する上で強力なアピールポイントです。

 

 しかも、試験も暗記系なので、1ヶ月勉強すれば簡単に取得できると思います。

第一種衛生管理者のテキストと問題

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防火管理者

メリット

・会社に必ず設置する必要がある

・講習2日間で取得可能

デメリット

・資格保有者が多い。

・付随業務が多い。

 

 防火管理責任者は、事業所の規模関係なく、設置する必要があります。

 

 ただ、衛生管理者とは異なり、2日間、朝から夕方までの講習を受ければ資格取得できるものなので、衛生管理者より資格保有者は多いです。

 

 ただ、2日間講習で拘束されるので、みんな資格を保有しているというわけでもありません。

 

 私の印象だと、部長や課長クラスが持っていることが多いのですが、防火管理責任者になると、消防計画や緊急事態時のマニュアルや指揮を取る必要があり、意外と業務が多いです。

 

 そのため、部長や課長クラスの人は、指揮はとるけど、実務はしたくないという人が多いので、資格を保有していて実務を代わりに処理してくれる人材は、十分なアピールポイントになります。

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社会保険労務士(社労士)

メリット

 ・社会保険・労務関係の知識を得るので、労務部署にはアピール絶大

 ・どの業界でも通用する

デメリット

 ・年1回試験

 ・労働法を選択していても、初見の法令が多い

 

 社労士の資格を有していると、労務部署の募集の場合には、強力なアピールポイントになります

 

 特に就業規則の作成、給与計算、年末調整、社会保険関係や各種保険料の算定、月変(月額変更届)の処理などを労務経験がないと難しいところで活躍することができる。

 

 また、企業内での労務業務はそのまま独立した時の業務に活かせるので、もし独立を考えているのならば、労務志望もいい経験になる。

 

 ただし、実務経験がない状態だと、お給料に資格手当等がつかない場合もあるが、資格手当や給与額のUPは、次の転職時に期待するべき。

 

証券外務員一種・内部管理責任者

メリット

 ・金融商品を販売できる

 ・金融商品がどういうものかを理解できる

デメリット

 ・アピールできる業界が限定的

 ・関節部門の場合には、商品知識を活用する場面は少ない。

 ・受験回数が定まっている

 

 証券業界に入ったら、必ず取らされる資格。

 

 証券外務員は、証券会社で営業するために必要な資格。

 

 これがないと、金融商品を顧客に紹介することができません。

 

 内部管理者は、支店や部署の運営管理をする職務を行います。

 

 簡単に言うと、管理職になりたい人が取得する資格になります。

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(番外編)宅地建物取引士

 不動産業界に転職したことがないので、実感はないので、周りに聞いた感想になります。 

 

 宅地建物取引士は、不動産業界では、会社が一定以上資格保有者を雇わないといけないので、業界が限定されてしまいますが、有利な資格だと思います。

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