司法試験を断念した方や私のように受験資格を喪失した方!
法務部門を志望すると、意外と求人自体が少なかったり、倍率が高かったりすることありませんか?
ここでは、法務以外でも司法試験を受験したことがある人が、活躍できる部署をご紹介いたします。
わたしは、初就職が法務部で、コンプライアンスも兼務している部署でした。
その後は、転職して労務課、総務課の課長まで経験しましたので、管理部門と呼ばれる部署を一通り知識としては、持っております。
その経験から、司法試験経験者におすすめの部署を選定いたしました!
よく考えると、労務課はいいよ?
労務は、労働法がすべて活かせる部署です。
選択が、労働法だった人は、間違いなく就職先の希望部署に入れるべきだと思います。
でも、会社に就職したことがない人はイメージつかないことがあると思います。
上記の業務は、ほぼ法律や規程に沿って、処理しなければなりません。
なので、事務処理が多い部署になります。
業務イメージは、司法試験で言うと、論文の刑訴を毎日やっている感じでしょうか?
穴場の総務部
意外とおもしろいのが、総務部です。
社会人経験ない人が総務っていうと何の仕事をしているか想像つかない人が多いと思います。
社会人経験がある人でも、雑用係でしょ?って認識している人もいるかもしれませんし、間違いでもありません。
ただ、意外と総務の仕事は、法律知識を活用する場面が多かったりします。
総務で法律知識が必要になる最大の目玉業務は・・・・
株主総会
になります。
皆さんは、株主総会の手続きを覚えていらっしゃいますか?
まさにそれを最大活用する場面が、株主総会になります。
経理・財務は難しい…
経理知識は簿記や会計論等の専門的な知識が必要になり、さらに経理は経験がものをいうと言われております。
財務は、資金移動や銀行からお金を借りるために業務を行うので、経験がものをいう部署になります。
簿記を勉強し始めて、2級位取れれば、就職することは可能です。
簿記2級あれば、知識面での不足はありませんが、上でも言ったように、経験が圧倒的に不足しています。
そのため、経理経験がある人と比べられると、採用段階では厳しい戦いになります。
それに、法令を活用する場面というのも他の部署に比べると少なく、どちらかというと会計専用の六法を使うことが多いと思います。
あまり部署に関わったことがないので、薄い知識ですがこんな部署だと思います。
人事部は、ハードル高し!
人事部は、採用や研修、人事評価等を行う部署なので、経験や本人の資質が大きく関わってきます。
特に採用は、経験がないと難しい業務ですし、求職者と会って面接や募集要項の作成や人材獲得のためのイベントや就職フェアへの参加とアクティブに動ける必要があります。
採用は、求職者へ会社をアピールして、人材を確保しなくてはいけません。
当然会社の理念や考え方、取り組みや目標を理解していないと、人に説明するのは難しいですし、ましてや自分の人生の大きな決断である就職先に選んでもらうことはできません。
なので、採用というのは、管理部門に属しながら、会社という商品を売り込むという営業的な側面が強く出ている部署でもあります。
営業が苦手という人は、難しいかもしれません。
これは、人事課にも言えることで、人事評価の作成、確認、反映は、会社への理解度が、相応に要求される部署でもあります。
人事課はさらに他部署の管理職との間で評価やバランスについても、調整する必要があるので、会社内調整力というコミュニケーション能力が要求されます。
なので、新卒から会社で働いているような人が、会社への理解度、会社内での勤務年数の点で、人事課に配属される方が多いです。
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