司法試験の受験資格を失権すると、
人生終わりだ!
挽回できない!
とかをよく見ますよね。
わたしは、声を大にして言いたい!
そ・ん・な・こ・と・あるかー!
わたしは、30歳で失権しましたが、就職はできたし、
お給料も平均年収以上は楽勝にもらっています!
失権した同期の男性、女性は、もっといい条件で働いている人もいます!
だから…
なにも、不安になることはありません!
ちなみに、わたしが失権した直後はこんな感じでしたよ。。。
我々のキャリアプランは、ポテンシャルと経験を武器にする!
法律を学んでいた部分を評価してもらって、いいところに就職して
余裕が生まれたら、もう1回司法試験目指そうかな?
なーんて考えている人もいるかもしれませんね。。
最初の私です。
このプランは、結論としては困難です。
第1点 法律を学んだところを評価しづらい
法律を学んだところで、実務では、業界特有の法律が多く、即戦力として期待されにくい点があります。
我々は、法律の理解速度は速いかもしれませんが、先輩社員は圧倒的に実務を経験しているから、理解度は桁違いです。
わたしは、最初の就職先である証券会社で、金融商品取引法を学びましたが、今でも意味が分かりません(笑)
委任が多すぎて、省令や通達まで確認しないといけないので、条文読んで解釈と判例で答えがポンっと出ませんでした。
第2点 いいところに就職が難しい
約4年前は、そもそも1部上場企業の法科大学院卒の募集が少ない状況でした。
そして、募集があったとしても、院卒で就職する方々に負けてしまいます。
これは単純に年齢です。
大きい企業としては、若いうちから社風や会社の考え方を学んで、戦力になってほしいと考えていますので、年齢が結構重要な要素になります。
書類や面接で年齢落とされることもありますし、最終面接で落とされることもありました。
第3点 そもそも勉強する時間がない
社会人1年目が、会社に勤めながら、勉強する余裕はありませんでした。
わたしは、仕事から帰ってきたら、疲れて何もする気が起きず、寝て起きて仕事に行く…ということをずっとやり続けていました。
土日も、精神的に疲れて、やる気が起きなかったです。
やるとしても、業務に関係する法律や知識を勉強することが精一杯。
法律の勉強なんて考えられませんでした。
結論:就職した先で、スキルを身に着け、転職するしかない!
我々が、年齢や経験不足というハンデを乗り越えるには、
少なくとも、同世代の人と同程度の経験をするだけでは、
同世代は会社に長くいる分、競り負けてしまいます。
我々は、ポテンシャルで少なくとも同等以上!
なので、経験を積めば必ず同世代より活躍できます!
ちなみに実務で使える資格は、4種類あります!
実務で使える=人材として評価されやすい。
つまり、評価が上がると、給与が上がります。
評価が上がりやすい資格というのは、実はありまして、
具体的な資格は、下の記事をご覧ください。
就職する場所は、ベンチャー企業一択!
ベンチャーで求めるものは、経験値!
新卒から社会人として働いている人と、我々の違いはどこかというと…
社会人経験です!
もっというと、業務の経験です。
我々は、(何度も言いますが)経験さえ補えれば、潜在能力的に絶対負けていないので、必ず活躍することができます。
少なくとも私はそう思っていました。
なので、我々が、目指すべき就職場所は、経験が積める場所。
ベンチャー企業です。
就職方法については、転職エージェントが楽!
我々は、就職の経験のない中途社員枠として就職することになります。
つまり、即戦力を期待されている新卒社員ということです。
・・・・無理じゃね?
そんな無理な状況をひたすら就職するために応募しまくるのは、心折れます。
というか、わたしは折れました…1週間で(笑)
失権した後に、採用不合格20通出されたら、折れますよ…そりゃね…
だから、就職するには、その道のプロにお任せしたほうが効率がいいと判断しました。
詳しいことは、下に載っていますので、ご覧いただければと思います。
3年で30代の平均年収までは到達します。
ベンチャー会社の条件は、5年以上!
同世代の平均年収は、ベンチャーで仕事をすれば、到達します。
ただこれには1つだけ条件があります。
必ず設立5年以上のベンチャー企業に入ろう!
なぜ、5年以上のベンチャー企業かというと、
ベンチャー企業の5年後の存続率ってご存知ですか?
設立5年以上の会社の存続率は、15%なんです。
わたしが落ち続けた論文式の合格率より低いのです!!!!
(こんちくしょー!!)
つまり、5年以内のベンチャーは、2,3年続いていくかかもわからないのです。
我々のキャリアプランは、スキルを得て転職の方針なので、スキルを得る前に会社がなくなると学びたいことが学べなくなります。
これを避けるために設立5年以上経っている企業に就職しましょう。
会社をたたむときの経験も、実はすごい価値があるんですけどね…(笑)
入社したら、新しい知らないことに挑戦しよう!
会社に入ると、社会人や業界特有の知識やルールがたくさんあるんですよね
3か月くらいで、最低限の知識と、ルールがなんとなくわかってきます。
そうなると、「働くってこういうことか!」と思って気を抜かないでください!
我々は同世代に圧倒的に負けています!
だから、知識やスキルを身に着けることを怠らないようにしましょう!
入社して3か月で、気を付けていたことは、
毎週新しいことに挑戦することが大事
新しいこと=知らない知識・スキル
毎週、新しいこと知識・スキルを身に着ければ、同世代に必ず追いつけます。
なぜなら、一流企業や中小企業だと、新しいことを始めたり、参加することが難しいんです。
逆に、ベンチャー企業は、新しいことしかありません。
組織として、確立しきっていないから、会社のルールを自分で作成することも可能です。
ルール作りは、蜜の味!
ルールを作るとなると、前提として膨大な知識が必要になります。
膨大な知識をお金をもらいながら、身に着けられるのは、
とんでもなくオイシイ!!! (ゴチですー!)
そういう経験や知識を手に入れたら、強いです。
その会社内では、第1人者なので、様々なことを聞かれたりしますし
人が足りなくて部下ができたり、部下が出来て仕事がうまくいき始めると
社内での評価が上がります。
そうなると、評価が上がったので、役職が上がります。
正のスパイラルに入れますよ!
転職するときも、ルール作りから社内体制構築までしたというのは、
とてつもないスキルと経験になります。
メイン武器にできます。
給与制度や人事制度の変更もできちゃいますよ?
実際、労務課に配属されて、最初給与計算や入退社処理をしていました。
ただ、あるとき、給与計算がおかしいことに気づきました。
おかしいのは、給与の計算方法なんです。
気づいて、上司に相談して、わたしに問題を丸投げされました。
丸投げされたら、おいしいです。
会社で給与計算に一番詳しかったので、
私が給与に関して提案することが基本的には通りました。
びっくりするくらい…(これがベンチャーか…)
そこからは外注先を変えたり増やしたり、新しいシステムを導入したり
結果として、課長職までいただきました。
課長職からはさらに権限が増えるので、新しいことをたくさん経験出来ました。
特に予算関係は、会計の知識も少し必要になるので、
いい経験をさせてもらいました。
今の会社もベンチャー企業ですが、
業種が異なるので、新しいことだらけで積極的に知らないことには
関わっていって、自分のスキルをあげていますよ!
まだまだ私も一流企業の同世代には、追いつけていないので、
これからも知らないことを求めていきますよ!
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